トリコモナス症

長期の下痢で直腸脱した4歳未満の猫。
今の飼い主の家に来て2年。ほぼずっと軟便で回数も多かったそうです。

何回か検便してトリコモナスという寄生虫がいることがわかりました。
茶色の部分の便にはその虫は見当たらなかったのですが、透明の粘液部分をたまたま採って顕微鏡で見ると活発に動いている虫が見えました。排泄してすぐの下痢便です。時間がたつと動かなくなります。
家で排泄し時間がたっていたら見つからなかったかもしれません。
直腸脱だったので脱腸しないようかつ隙間から便がでるよう糸で軽く縫い、しばらく預かって便を何回も見てトリコモナス症が発覚しました。

この猫はスコティッシュホールドとアメリカンカールのミックスで、軟骨異常の猫同士のかけあわせのため手足がいびつです。
何かの実験に使われていた猫らしく、実験が終わって保護活動者が保護し保護施設で今の飼い主と出会いました。

ペットショップで売れ残ったり、ブリーダー宅でいらない犬猫は被験動物にされることがあるのでしょう。

さて、どこに寄生虫がいたのか。ペットショップ、ブリーダー宅、実験施設、保護施設。
どこかわかりませんが、薬をやり始めると便の回数が減り、3日目には軟便ではあるものの1回になりました。
昨日お尻の抜糸とカラーも外し、退院となりました。4日間の入院でした。もう少し投薬してもらうと同時に腸内フローラを良くするサプリメントも与えてもらいます。

2018-02-02 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

丸山ワクチン

昨日の読売テレビの番組「ザ!世界仰天ニュース」で

▽がんに効く?・・・夢か幻?40万人が使用した丸山ワクチン不認可の真実と不思議な効き目

というのが放送されました。

http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180109_12.html

製品名 アンサー(Ancer)皮下注 ゼリア新薬
 (放射線治療による白血球減少抑制剤と書かれています)

当院では腫瘍やFIV陽性の猫に使っています。
2018-01-10 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

なぜ断脚になったのかわかりません

開放骨折でも断脚せずにいくケースもあるのにひびで断脚するというのがわかりません。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00010001-sippo-life&p=2

若い猫だし、病院で1か月くらい預かって様子を見たらまた違うようになったのではないでしょうか。
2017-12-19 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

5歳のアメショー吐いて入院翌日死亡

DVD宣伝サイトで、筆者の飼い猫フクの例をとりあげていますが、疑問です
http://pet-nagaiki.com/kidney/lp/index1120.html?gclid=EAIaIQobChMIp9bchcfh1wIVBFK9Ch1IlAruEAEYASAAEgLJsvD_BwE

疑問点
・初めて吐いたのに気が付き病院につれていったような記述ですが、以前から吐いていたのでは?
・フクはオス、メスどっち?オスなら結石でオシッコが詰まっていたのでは?
・狂暴になっていたようで、調子が悪いとそうなってるのか、調子が悪くなくても病院ではそうなるのか?若い猫はエネルギーがあるので病院では抵抗し大変なことになる。
・アメリカンショートヘアには心臓に欠陥をもっている子がいる。狂暴になっている猫に治療する場合負担になったのでは?

オスで尿道結石で急性腎不全なら納得。
オシッコがでないので尿道を広げる手術をしたけれど、立ち直れなかったのか?
数年前アメリカンショートヘア10歳の尿道閉塞の手術をしましたが、立ち直りに日数がかかりました。純種でない10歳の猫にも同じ手術をした場合は、すぐに快方に向かったのとは違いました。

メスであった場合、
 尿管結石があって腎不全になった可能性もある(オスでもありえますが)
 ずっと前からおかしかったのに複数猫がいるため、状態を把握できなかった。
 病院で治療しようとするが狂暴になっていて、心臓に負担がかかり死亡した。

猫のプロフィールがわからないので何ともいえませんが、血液検査の結果は腎臓悪しですが、死因は調べてない心臓も関係しているのではないかと思いました。
2017-11-29 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

検査費が大半を占める

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6256492

こういうのあり得ます。

動物病院ではいろいろな検査機器をおいていますので、人間のクリニックより検査結果がすぐにでます。

病院請求費用に占めるのは圧倒的に検査費用が多いです。

検査して何もわからなければ、治療もしないし、薬もださない病院は増えているのではないでしょうか。

推察して治療や薬をだすというのは昔からやってきてますが、はっきりしない場合何もしないというのも安全策かもしれません。

ただ、現実には動物はいつもと違って調子を崩しているので何かしてあげなければと思うのは飼い主も病院側も同じです。

病院サイドの人間も動物を飼っていたら同じ飼い主なのです。

英会話スクールの宣伝で「経験と勘」というのがありましたが、経験に基づいた勘も大事かもしれません。
2017-10-06 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
ホーム  次のページ »

アルファ獣医科病院ウェブサイト

こちらから↓↓↓

カレンダー

01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

検索フォーム

QRコード

QR