今は昔
開業前の修行期間、開業後10年間くらい、骨折の手術の原因が交通事故というのが結構多かったように思います。中型犬の骨折です。最近は小型犬の室内での骨折、特にトイプードル、パピヨンの前肢(とう骨・尺骨)の骨折がふえたように思います。神戸市で土曜日夕方の部と日曜日の診療を最初に始めたのがうちの病院で(たぶん他になかったと思いますが)、その後灘区のもみの木動物病院も土日診療で開業されたと記憶しております。
今ほど動物病院の数も多くなく、土曜日曜開けていることもあり、中央区、兵庫区、北区、須磨区など、芦屋市、西宮市から交通事故で連れて来られる犬は多かったように思います。交通事故の場合バンパーの位置が骨盤の位置になるため、骨盤骨折、大腿骨折は定番でした。
最近は交通事故というより室内で落としたか、飛び降りる、またはジャンプ遊びしていて骨折したというのが多いです。すべて小型犬です。1歳までの子犬が多いです。
室内がフローリングでクッション性のものをひいてないせいもあるのでしょう。
室内飼いの悪い面かもしれません。外飼いしていたらなかった骨折でしょう。
犬が走ったり、遊んだりするところにはカーペットをひいておいた方が宜しいようです。
今ほど動物病院の数も多くなく、土曜日曜開けていることもあり、中央区、兵庫区、北区、須磨区など、芦屋市、西宮市から交通事故で連れて来られる犬は多かったように思います。交通事故の場合バンパーの位置が骨盤の位置になるため、骨盤骨折、大腿骨折は定番でした。
最近は交通事故というより室内で落としたか、飛び降りる、またはジャンプ遊びしていて骨折したというのが多いです。すべて小型犬です。1歳までの子犬が多いです。
室内がフローリングでクッション性のものをひいてないせいもあるのでしょう。
室内飼いの悪い面かもしれません。外飼いしていたらなかった骨折でしょう。
犬が走ったり、遊んだりするところにはカーペットをひいておいた方が宜しいようです。
今日のクロッピ
クロッピ手術する
一人前遊び
濃い血液
犬の血液検査をするとほとんど「血が濃い」結果となる犬種がミニチュアダックスフンドです。
RBC(赤血球数)、Hb(ヘモブロビン)、Ht(ヘマトクリット)の数値が高いです。
Htが60%以上、中には70%近いミニチュアダックスフンドもいます。
人間の場合Htが55%くらい以上を多血症としているようですが、犬の場合も55%くらい以上を異常値にしています。異常値だからといって本犬はいたって元気ですが。
犬種特有で、これくらい「血の濃い」のが普通の犬種ととるか。でも、トイプードルやチワワでもHt数値の高い子がいるので犬種特有というわけでもないのか。
生活習慣も関連していると考えるか。
<仮説>そういう犬種と考えないとしたら
子犬の頃から自由に走ってのどが渇いたらガブガブ水を飲む毎日を過ごし、食餌もドライフードばっかりでなくウエットフード(手作りなど)であれば正常値範囲内におさまるのではないか。
子犬の頃からかなりの水量を飲んでいると体がそれに慣れ、体が自然と水分摂取を欲するようになる。その反対で、子犬の頃から水を飲まなければ水分摂取を欲しなくなる。
以前12kgくらいの雑種犬で、水をあまり飲まずいつもHtが58%くらいで、ある時「できもの」をとる手術と同時に点滴して一泊したところ、それから水をよく飲むようになりHtの数値も下がりました。
ドライフードしか食べてない犬は水分不足になる可能性があります。水分を多くとることにより血液検査の肝臓の数値が下がることがありますので、食餌で水分をとれるように工夫するのは大事です。
RBC(赤血球数)、Hb(ヘモブロビン)、Ht(ヘマトクリット)の数値が高いです。
Htが60%以上、中には70%近いミニチュアダックスフンドもいます。
人間の場合Htが55%くらい以上を多血症としているようですが、犬の場合も55%くらい以上を異常値にしています。異常値だからといって本犬はいたって元気ですが。
犬種特有で、これくらい「血の濃い」のが普通の犬種ととるか。でも、トイプードルやチワワでもHt数値の高い子がいるので犬種特有というわけでもないのか。
生活習慣も関連していると考えるか。
<仮説>そういう犬種と考えないとしたら
子犬の頃から自由に走ってのどが渇いたらガブガブ水を飲む毎日を過ごし、食餌もドライフードばっかりでなくウエットフード(手作りなど)であれば正常値範囲内におさまるのではないか。
子犬の頃からかなりの水量を飲んでいると体がそれに慣れ、体が自然と水分摂取を欲するようになる。その反対で、子犬の頃から水を飲まなければ水分摂取を欲しなくなる。
以前12kgくらいの雑種犬で、水をあまり飲まずいつもHtが58%くらいで、ある時「できもの」をとる手術と同時に点滴して一泊したところ、それから水をよく飲むようになりHtの数値も下がりました。
ドライフードしか食べてない犬は水分不足になる可能性があります。水分を多くとることにより血液検査の肝臓の数値が下がることがありますので、食餌で水分をとれるように工夫するのは大事です。