プロコリン・プラス(サプリメント)

お腹の調子がよくない犬猫用のサプリメントです。
原材料:プロバイオティクス(エンテロコッカス フェシウム)、プレバイオティクス(フラクトオリゴ糖、アラビノガラクタン)、モンモリオナイト、ペクチン、植物油、非動物性ビーフフレーバー
特長:・マイクロカプセル化プロバイオティクスが生きたまま腸内に到達します。
・独自設計のプレバイオティクスが腸内有益菌の繁殖をサポートします。
・腸内環境を安定化させるモンモリロナイトとペクチンを配合。
ペースト状で30ml入りです。
便秘傾向の猫で排便時力むけどなかなか便がでない猫に継続して与えていたら、排便が楽になりました。
アルファメンバーの下痢傾向の猫にも与えています。大体1か月で消費します。
最新動物医療ー再生医療
今日の読売テレビ、夕方5時くらいからの放送のかんさい情報ネットten.の情報。
(他のことしながらなので、ざっと)
大阪の岸上獣医科病院での再生治療。
本犬の脂肪から培養した「幹細胞」を点滴で入れる治療。変形性脊椎症で歩行が困難になったヨークシャテリア。
2回の点滴で歩行がスムーズになっていました。20万円。
水頭症のチワワ。現在4歳。2年前幹細胞の点滴を受けて、現在異常なく暮らしています。
(他のことしながらなので、ざっと)
大阪の岸上獣医科病院での再生治療。
本犬の脂肪から培養した「幹細胞」を点滴で入れる治療。変形性脊椎症で歩行が困難になったヨークシャテリア。
2回の点滴で歩行がスムーズになっていました。20万円。
水頭症のチワワ。現在4歳。2年前幹細胞の点滴を受けて、現在異常なく暮らしています。
最近のペット関連事業
19日(土)の読売テレビ朝の番組「ウェーク」の紹介情報。
ざっとこんなことでした。他のことをしながら見ていたので多少もれありです。
・イオン(関東?)内のペットショップでは、犬専用のベーカリー、水浴施設、当然トリミングもしてもらえる。24時間対応の動物病院もあり。夜間吐血した猫が入院。レントゲン撮影と血液検査(採血が首からだった。いいですね。採血は首でとるようにした方がいい。前肢は点滴用においておいて)。費用は3万円。
・京都の飼えなくなった動物が持ち込まれる収容所の様子。老犬がたくさん収容されていました。最終的には殺処分ということでした。公営施設では飼い主が飼育放棄しての持ち込みを拒否できるように最近なりました。
・老犬の介護士。寝たきりの犬のマッサージなどの世話が4,500円。撮影の犬は柴犬(かな?)で17歳。
・老犬ホーム。15歳くらいの犬がたくさん世話を受けていました。柴犬が多かったような印象。年36万円必要。
最近ペットショップでは高齢者が子犬の購入を希望しても断るようになってきたそうです。
老犬ホーム。年間36万円、月3万円。安いんじゃないでしょうか。
ざっとこんなことでした。他のことをしながら見ていたので多少もれありです。
・イオン(関東?)内のペットショップでは、犬専用のベーカリー、水浴施設、当然トリミングもしてもらえる。24時間対応の動物病院もあり。夜間吐血した猫が入院。レントゲン撮影と血液検査(採血が首からだった。いいですね。採血は首でとるようにした方がいい。前肢は点滴用においておいて)。費用は3万円。
・京都の飼えなくなった動物が持ち込まれる収容所の様子。老犬がたくさん収容されていました。最終的には殺処分ということでした。公営施設では飼い主が飼育放棄しての持ち込みを拒否できるように最近なりました。
・老犬の介護士。寝たきりの犬のマッサージなどの世話が4,500円。撮影の犬は柴犬(かな?)で17歳。
・老犬ホーム。15歳くらいの犬がたくさん世話を受けていました。柴犬が多かったような印象。年36万円必要。
最近ペットショップでは高齢者が子犬の購入を希望しても断るようになってきたそうです。
老犬ホーム。年間36万円、月3万円。安いんじゃないでしょうか。
4月になって
4月になって、近所のスーパーマーケット、量販店すべて客が少ないように感じます。
みんなどこにいるのでしょうか。引きこもってる?外に出るとつい買ってしまうので?
レジは混まなくてすむのだけれど、3月に買いこんだものが無くなると人はまた以前のように買いに行くのでしょうか。
無くてもやっていけることがわかったら、以前のようにはもどらないのかもしれない。
電車が止まる回数が増えるのでは・・・
病院裏側はJR線が通っています。時々止まるんです。そうなると人身事故のニュース。
みんなどこにいるのでしょうか。引きこもってる?外に出るとつい買ってしまうので?
レジは混まなくてすむのだけれど、3月に買いこんだものが無くなると人はまた以前のように買いに行くのでしょうか。
無くてもやっていけることがわかったら、以前のようにはもどらないのかもしれない。
電車が止まる回数が増えるのでは・・・
病院裏側はJR線が通っています。時々止まるんです。そうなると人身事故のニュース。
狼爪2-アルちゃんうらやましがられる
こんなこと思い出しました。阪神大震災前の話。
ある小指のない人が、犬を治療に連れて来て、アルを撫でながら、
「お前はいいな。ようけい指あって」と。
ある小指のない人が、犬を治療に連れて来て、アルを撫でながら、
「お前はいいな。ようけい指あって」と。
狼爪
19歳の猫です。

高齢になって手根部までの手で体を支えています。狼爪が活躍しています。
ブリーダー宅で生まれた純種の犬の中には生後間もなく、前肢の狼爪をとられる犬もいます。
手でかいて目を傷つけないためという理由もあるようです。
老いて狼爪が支えになっている犬を数匹見て(診て)きたため、狼爪は特別とらなくてもいいのではないかと思っております。将来役にたつかもしれないので、あるものはそのままでいいと考えています。
7年前に亡くなった雑種犬のアルは4本の脚すべて狼爪がありました。右後肢には2つもありました。
アルを見るなり動物保護関係の人が「狼爪とらなきゃ!」と言っていましたが、「そういうふうになっているからそうする」ではなく「なぜ必要なのか、本当に必要なのか」を冷静に考える必要があると思います。
断尾、断耳はなぜするのか、する必要があるのか、これもどうだろうかと思います。

高齢になって手根部までの手で体を支えています。狼爪が活躍しています。
ブリーダー宅で生まれた純種の犬の中には生後間もなく、前肢の狼爪をとられる犬もいます。
手でかいて目を傷つけないためという理由もあるようです。
老いて狼爪が支えになっている犬を数匹見て(診て)きたため、狼爪は特別とらなくてもいいのではないかと思っております。将来役にたつかもしれないので、あるものはそのままでいいと考えています。
7年前に亡くなった雑種犬のアルは4本の脚すべて狼爪がありました。右後肢には2つもありました。
アルを見るなり動物保護関係の人が「狼爪とらなきゃ!」と言っていましたが、「そういうふうになっているからそうする」ではなく「なぜ必要なのか、本当に必要なのか」を冷静に考える必要があると思います。
断尾、断耳はなぜするのか、する必要があるのか、これもどうだろうかと思います。
不妊手術の糸
のら猫の不妊手術依頼時に「溶ける糸で」と言ってくる人が過去何度かありました。
「抜糸ができないから」ということなのですが、あまり深く考えずおっしゃってるようです。
メス猫の不妊手術ではまず筋膜と腹膜を縫った上で、外の皮膚を非吸収糸のナイロン糸・細いワイヤーか吸収糸(いわゆる溶ける糸)で縫合します。
ナイロン糸とワイヤーは外に糸がでていてもいいのですが、溶ける糸=吸収糸を使う場合は「埋没縫合」とセットです。吸収糸は外に出てはいけません。
吸収糸で外に糸がでている縫合で手術された飼い犬を見たことがありますが、術後2か月で少し干からびたような糸が数本お腹についていました。なかなか自然にとれないものです。抜糸が必要なのではないかと思いました。この縫合方法ならナイロン糸の方が自然にとれるのではないかと思いました。
飼い犬なら化膿しても病院にいけますが、のら猫の場合リリースしたら最後なので、吸収糸と糸が外にでる縫合方法の組み合わせはやめるべきです。感染の危険性があります。
うちの病院ではナイロン糸を使っています。ワイヤーは使ったことがありません。不妊手術のため捕まった猫にワイヤーがついていて、手術済みということでリリースしたことがありました。ワイヤーはまずとれることがないので一生ついたままです。
吸収糸+埋没縫合の手術もやりましたが、結局ナイロン糸で普通に縫合するのがいいという結論に達しました。
「抜糸ができないから」ということなのですが、あまり深く考えずおっしゃってるようです。
メス猫の不妊手術ではまず筋膜と腹膜を縫った上で、外の皮膚を非吸収糸のナイロン糸・細いワイヤーか吸収糸(いわゆる溶ける糸)で縫合します。
ナイロン糸とワイヤーは外に糸がでていてもいいのですが、溶ける糸=吸収糸を使う場合は「埋没縫合」とセットです。吸収糸は外に出てはいけません。
吸収糸で外に糸がでている縫合で手術された飼い犬を見たことがありますが、術後2か月で少し干からびたような糸が数本お腹についていました。なかなか自然にとれないものです。抜糸が必要なのではないかと思いました。この縫合方法ならナイロン糸の方が自然にとれるのではないかと思いました。
飼い犬なら化膿しても病院にいけますが、のら猫の場合リリースしたら最後なので、吸収糸と糸が外にでる縫合方法の組み合わせはやめるべきです。感染の危険性があります。
うちの病院ではナイロン糸を使っています。ワイヤーは使ったことがありません。不妊手術のため捕まった猫にワイヤーがついていて、手術済みということでリリースしたことがありました。ワイヤーはまずとれることがないので一生ついたままです。
吸収糸+埋没縫合の手術もやりましたが、結局ナイロン糸で普通に縫合するのがいいという結論に達しました。
ちゅのお腹
ゼオライト
東日本大震災より、放射性物質対策としてゼオライトが注目されています。
ゼオライトは毒素の吸着、除去を行う作用があるので腎不全の動物に与えていますが、いい結果を得ています。
ゼオライトを与えてしばらくたって血液検査をすると腎臓の状態を示すクレアチニンの数値が正常値になっているケースが2件ありました。どちらも高齢の猫です。
尿石症でクレアチニンの数値が高く、何度もトイレに行くが尿が出ない、おう吐という症状があった場合、原因となっている結石を取り除いた上で点滴をするとクレアチニンの数値はすぐに下がり、あとはフードと飲水に留意して生活することで状態を維持できます。その後再度尿道に石がたまって尿が出にくくなった場合は手術となることもあります。
尿石症でない、同じくクレアチニンの数値が高く、おう吐する腎不全の動物(高齢の動物が多い)には、ここ数十年炭でできた吸着剤を与えたりしてきましたが、ゼオライトの方が効果があるように思いました。もちろん炭の吸着剤も効果はあるとは思いますが。
ゼオライトを使った商品としては国産で「ゼトックス」という液体商品があります。
今年17歳になる「ちょ」他猫数匹にはゼトックスを毎日与えています。
ゼオライトは毒素の吸着、除去を行う作用があるので腎不全の動物に与えていますが、いい結果を得ています。
ゼオライトを与えてしばらくたって血液検査をすると腎臓の状態を示すクレアチニンの数値が正常値になっているケースが2件ありました。どちらも高齢の猫です。
尿石症でクレアチニンの数値が高く、何度もトイレに行くが尿が出ない、おう吐という症状があった場合、原因となっている結石を取り除いた上で点滴をするとクレアチニンの数値はすぐに下がり、あとはフードと飲水に留意して生活することで状態を維持できます。その後再度尿道に石がたまって尿が出にくくなった場合は手術となることもあります。
尿石症でない、同じくクレアチニンの数値が高く、おう吐する腎不全の動物(高齢の動物が多い)には、ここ数十年炭でできた吸着剤を与えたりしてきましたが、ゼオライトの方が効果があるように思いました。もちろん炭の吸着剤も効果はあるとは思いますが。
ゼオライトを使った商品としては国産で「ゼトックス」という液体商品があります。
今年17歳になる「ちょ」他猫数匹にはゼトックスを毎日与えています。