かるがも

同じく住吉川で。二羽のかるがも。

住吉川のそばを歩いていてかるがもに気づき立ち止まると近づいてきます。人間慣れしているようで、もしかしたらえさをもらったことがあるのかもしれません。
かるがもの食べ物は草の実、藻、たにし、虫、魚ですが、保護をした時、本に書いてあるえさということなら市販でアヒルやチャボの混合えさがあります。
そういうえさを使わない、あるいは他のものを併用する場合
・しじみ(このままでは食べないので、冷凍後解凍し中身をとりだして与える)
・わかさぎ(冷凍しておく)
・稚鮎(冷凍しておく)
・金魚藻
・海ぶどう(塩漬けのものは水につけて塩分をとる)
・ホテイアオイ(丸い部分をかじるのが好き)
・実(小鳥のえさいろいろー粟、稗他いろいろ)
などが使えます。自然界では何を食べているか想像してそれに近いものを試してみます。
薬は少なめの水にいれておいてやると飲みますのでやりやすいです。その後たらいに多めの水をいれておいてやると水浴びをします。
かるがもは保護しているうちに羽の撥水性がなくなるので、できるだけ早く放鳥してやらなければなりません。
羽繕いはとても大切で、尾の部分からでる「油」を羽にすりつけて撥水性を保つようです。
常に水をかけるか、泳げるようにして羽繕いを促してやる必要があります。ただ屋内だと泳げるようにしてもあまり利用しないかもしれません。スペースのほとんどがプールで上がって休める場所が少しあるようなリハビリテーションスペースが必要かもしれません。
放鳥前に、泳がせて羽の撥水性がどのくらいか確認した方がいいです。