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猫の腎臓移植はいらん

17歳の猫に腎臓移植をした話(米国)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-00000018-nkgendai-life

猫の腎臓移植を受ける条件として、「ドナーの猫をひきとること」というのがあります。

猫の保護活動をしている方が痛感していることは、

  「大人の猫を途中で同居させるのはなかなか難しい」ということです。

飼い主は17歳の猫が大事でしょうが、ドナーの猫に焦点をあてれば、「えらい迷惑」なこと。
どうせ、飼い主がいない猫なのだから移植に使われてもいいということでしょうか。
移植と引き換えにおうちができたのだからいいということでしょうか。

技術的に猫の腎臓移植ができても、それをするかは倫理観が問われるところです。
2018-03-31 : 飼育 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

モト冬樹さんの保護スズメ

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180314-00010014-jisin-ent

もと冬樹さんが保護したスズメのことが問題になっているようです。

この記事で東京環境局が動物病院を紹介してくれるということが書かれていますが、これは結局行政が獣医師会に入っている動物病院に問題をふるだけのことです。

数年前、当院もその役をやりました。
その時2回ほど兵庫県の行政から電話で「とりあえず治療してあとはしかるべきところに放して下さい」
ということでした。後は死のうが生きようが関係なし。病院はそんなに責任を感じなくてもいいですよ、ということでしょう。

では、もしその野鳥が片翼になったりして飛べない状態だったらどうするのでしょうか。
それと、骨折して治して、その後野生で飛べるようリハビリする必要もあったりします。
結局動物病院がはきだめになるのです。

それより、一般人が保護してくれることは歓迎すべきことです。
すぐに外に放すということではなく、徐々に外に慣れていってもらって最終的には仲間のところに帰れるようにできたらいいのではないでしょうか。

2018-03-15 : 社会 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

犬の椎間板ヘルニア対策

今日の昼間のテレビ番組「生き物にサンキュー」で訪問治療の獣医師の姿を追うコーナーがありました。

ミニチュアダックスフンドとミニチュアピンシャーのミックスみたいな犬が歩きにくくなっていました。
椎間板ヘルニアかなということで応急的に注射を打って、後日かかりつけの動物病院で診療ということになりました。

その後そのお宅を訪れたところ、元気に走っている姿が流れました。

治療の時も二度目の訪問時も、床がすべらないようにする工夫はなされていませんでした。

このままだとまた同じような状態になるのではないかと思いました。

犬を飼ったら床をすべらないよう工夫して下さい。
ちょっとしたことで、犬の負担、飼い主の負担も減ります。
2018-03-10 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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