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子猫には奇跡のようなことが起こりうる-でも奇跡でもない

横隔膜ヘルニアの子猫

少し前の記事でも書いた骨折の保護猫にしても、手術をするかどうかで迷ったら、そのまま様子を見るという選択肢もあります。
この黒猫ちゃん2歳まで生きれたことも特別不思議でもないでしょう。
若いということはそういうことです。

横隔膜ヘルニア。
CTやMRIが出回る以前が活躍時代であった動物病院において、横隔膜ヘルニアは後に問題を残すので「しなければならない手術」と考え、手術に臨む病院も珍しくなかったと思います。

当院では何らかが原因で受傷した猫何匹かだったと思います。
術後亡くなったケースとうまくいったケース両方ありました。

今は他の大きい病院にまわせるので有り難いです。

横隔膜ヘルニアの手術の指導書には、受傷後24時間以内で手術を実施した場合と1年以上経過して手術した場合は致死率が高くなると書かれています。
手術するなら早からず遅からずの時期にすべしということでしょう。


2020-07-21 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

一緒にいられる時間を大切に

愛犬との別れの漫画

いつかは別れがあります。

その存在がなくなるかもしれないと感じた時、何かもっとできることがなかっただろうかと思います。
2020-07-19 : 生態 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

せみの出現

7月9日にせみのぬけがらを発見しました。

今年は雨模様でこの1週間せみの鳴き声はしませんでしたが、昨日は晴れて鳴き声を聞きました。

今日は曇りですが時々鳴き声が聞こえます。

毎年7月10日が近づくとそろそろせみが出てくるだろうなと思っていると鳴き声が聞こえます。
2020-07-17 : 昆虫 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

保護子猫の骨折

大腿骨骨折の子猫を保護

当院にも2015年6月に大腿骨頚部骨折の生後2~3ヶ月の子猫が保護されてやってきました。

保護した人が飼うことになり、食事もするので1週間その人のおうちで様子を見てもらいました。
跛行はするが他の猫と走り回っているということでした。

手術するとしたら脚とはなれてしまった骨頭(骨盤に残っている)を切除して組織がまいてくるのを成長とともにまつか、
そのまま何もしないか。
手術は股関節形成不全の犬の骨頭切除術と同じ要領です。
(このブログ記事2019年8月20日「股関節形成不全の時代もありました」)

結局何もせず様子を見ることになりました。
猫は室内で飼うのでたとえ歩行に支障があろうと問題なしと判断。

1歳半で去勢手術をしたのですがその頃には何もわからないようになっていました。
現在6キロくらいの猫になっているそうです。




2020-07-04 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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