検温

左より
・つかいすてプローブ
・CITIZEN電子体温計(人間用)
・TERUMO電子体温計(人間用)
・TERUMO電子体温計(人間用)
・Mesure Tech社電子体温計(動物用)
・GENIA電子体温計(動物用)
この中で長年活躍しているのが黄ばんでいるTERUMO体温計です。
動物用は途中が柔らかく曲がるのですが、直腸で計測する場合曲がって入りにくく、それが計りにくい原因になることがあります。
動物用の体温計はここ何年も使用していません。
通常検温は肛門に体温計をいれて計測しますが、毎日自宅で計測となると肛門での計測は動物もいやがるし人間も億劫になるので、脇で計ってもらいます。後肢の付け根でもいいでしょう。
肛門と脇でどれくらい差があるか予め確認しておいてもいいでしょう。
熱があるときは肛門でも脇でもほぼ同じくらいの体温になります。
平熱の場合脇では37度台に表示されることがありますが(37度台は低い)熱はないと判断します。
入院中ケージで計測するのがそう多くない場合は肛門で計測しますが、何回も計測したい場合は脇で計ります。
細かいことはこだわらず、熱があるかどうかを判断します。
画像のCITIZENの体温計は「ピピ」と鳴ってもより正確に検温したい場合はそのまま延長して計測するよう書かれています。
数秒で結果がでる体温計よりもそこそこの時間で計測する体温計の方を採用しています。
数秒ででる体温計を使用してもいいのですが(正確に測れるならOK)、体温計フェチでもないので現状維持です。
猫のFIP治療において、肛門計測が億劫なら脇か後肢の付け根で「同じ体温計」で計って変化を確認するルーチンワークが大事です。
検査機器の感熱紙
血液検査機器用の感熱紙がなくなってしまったのでクレジットカード用機器の感熱紙で代用しました。
色がピンクでところどころ「CARDNET」と模様があります。
色がピンクでところどころ「CARDNET」と模様があります。