fc2ブログ

猫の尿石


尿石症


11月12日に尿道閉塞で体温低下(32度以下)、意識不明で連れてこられた5歳のオス猫よりカテーテルでとった尿です。
ストルバイト結晶が見られます。

この猫は以前にも尿が出にくくなりカテーテルで通したことがあります。

黄疸もでており、なかなか体温も上がらず、横になったままの状態が数時間続いたのですが、夜中になんとか意識が戻った様子で体温も37度になり、回復を確信しました。

14日に退院後、通院してもらい現在ではカテーテルもとれなんとか生活しているようです。

また閉塞するようならオチンチンの先を切って広げる手術をした方がいいようです。

今まで何回も閉塞する猫にはこの手術をしているのですが、食欲旺盛で大きく太っている猫がほとんどでした。

今回の猫はそんなに大きくもなく太ってもいないのですが・・・

若いオス猫に多い病気ですが、対策としては、

・フードを子猫の時から厳選する(ある程度お金をかける)
・水をよく飲めるようにする(複数の水のみ場、ウェットフードの併用)
・フードを置きっぱなしにしない(お腹のすいている時をつくる)=太らせない

くらいでしょうか。
2012-11-21 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

アルファ獣医科病院ウェブサイト

こちらから↓↓↓

カレンダー

05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QR