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原因をとってやると復活する

昨日、今日と連続で不妊手術をした猫のお宅のことで思い出したこと。

昨年の6月のできごと。
多頭飼育のおうちで7歳の猫がどうやら妊娠しているようで子猫が出てくる様子がないということ。

X線撮影で確かに妊娠。母猫の状態悪し。
血液検査をするとかなりの貧血(ヘマトクリット12.8%、大体30%以上はあった方がいい)。
ALT(GPT)値が1000IU/L以上で黄疸もでていました。

その日預かり産むか見ていたのですが、産む様子もなし。胎児は死んでいるようでした。

結局子宮卵巣摘出術(不妊手術)をすることになりました。
貧血で黄疸なのでどうなるかと思いましたが、呼吸が止まることなく手術は終わりました。
胎児は7匹で、すべて死んでいました。

次の日まで預かり治療と食べないので強制給餌をしました。
「ちょっと通院してね」と言っていたのですがそのままになっていました。
何も言ってこないので、「死んじゃったんだ」と思っていました。

ところが、

昨年12月、他の猫のことで来院され、その母猫は生きていて元気だということ。

びっくり~とよかった~ でした。



2015-04-07 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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