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猫の会陰尿道造瘻術 その後

手術後の管理も大事で、この手術をしたからといって体質は変わらないのでPHを調整したフードは継続すべきなのですが、多少他のフードを与えても致命的になることはありません。ただ、メインは療法食にしておいてほしいです。

手術してもたまに「トイレに何度も」という症状がでることもありますが、時間の猶予はあります。
この病気でなくてもですが、水はよく飲めるようにしておいてほしい。
ウェットフードにして水分摂取量を増やす方法もあります。

年齢を重ねると、(手術しててもしてなくても)こうした調整フードを与えなくてもオシッコ詰まりの症状はでなくなる可能性が高いです。前記事で10数年前に手術をした猫も数年前から調整フードを食べていません。

ただ、手術から年月がたっていない猫には安全策としてph調整フードは必要だと思われます。

以前この手術をしてその後ペットショップでもらうサンプルや他の食べ物を与えていたため、尿の出方が悪かったり、血尿したりで治療に連れてこられる飼い主さんがいらっしゃいました。
手術しているから多少つまっても以前のように致命的になることはありませんが、その飼い主さんは「(手術前に)療法食を与えているのによくならなかった。国産品でなぜ悪い」というようなことをおっしゃいました。
もう何度も「しばらく療法食のみにして下さい」と言いました。
「もうこれ以上は言いません」と言いましたら、来なくなりました。

術後日が浅くても療法食以外で問題なくいけるならそれでいいと思います。頻尿、血尿という症状がでてきたらそれなりに対応してほしいと思います。
2013-02-17 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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