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子宮蓄膿症手術

9日に15歳のヨークシャテリアの子宮蓄膿症手術をしました。心臓も悪いので注意しておこないました。

若い頃に卵巣子宮摘出術を受けていたらならない病気です。アンジェリーナ・ジョリーではないですが、子宮がなければなるはずがないので当然なのです。

「15歳まで生きたのだからこのままで」☚注射や薬で一時的には良くなる
「いや、膿のたまっている子宮さえとれば元気になる」

と葛藤になります。

今まで子宮蓄膿症で手術をした犬は全員食欲を取り戻し元気になっています。

かなり前の話ですが、他の病院で子宮蓄膿症で手術して調子が悪く、手術の数日後連れてこられて当院で治療したけれど亡くなったケースは1件だけあります。
たぶん、術後、静脈点滴をしなかったり、他の処置が足りなかったのではないかと思います。

ごく最近のテレビの動物番組の海外の映像で、猫と仲良しの手術のできない余命いくばくもない(といわれている)コッカースパニエル風の犬が横たわっていて、何日か後に走り回っている姿が流されました。
たぶん病気は子宮蓄膿症で、薬で一時的に元気になったのではないかと思いました。
そんなに高齢でもない犬で、手術できない理由は何だったのでしょう。
リスクがあるということだったのでしょうか。
2017-09-12 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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