たろう君募金ー終了致しました
ねこのオカンで募金をお願いしています。(終了致しました)
ゆうちょ銀行 438 普通口座 9683177 マツイミエ
へお願いします。
10月31日に開胸手術した今年3月生まれの白黒猫のたろう君の手術費用です。
当院も1週間ばかり関わったのでその内容を記しておきます。
A.
2ヶ月前くらいにはある病院のX線撮影とエコーによりおそらくの病名が発覚。
「血管輪」が食道を邪魔しているのではないかという診断
B.
その後別病院が心臓専門の病院も交えて手術をするという前提でCT検査を受けるがこの症例は初めてで原因がわからないので手術はしないことになる
これが9月末
Aのことは譲渡会のちらしを持ってこられた時に聞いていたのですが、Bの手術しないことになったことは聞いておらずどうなったのかなと思っていました。
その後10月20日前後に来院され状況を聞き、須磨区のわたなべ動物病院に問い合わせると関西動物ハートセンターの名前があがる。関西動物ハートセンターは以前うちの顧客が一度受診したことがある病院でした。
飼い主(保護主)に関西動物ハートセンターに問い合わせるよう指示。
そこでは10例手術の経験ありとのこと。
たろう君の状態は当然よくない感じでした。9月末のCT検査時で肺炎とのこと。
本猫の状態をよくしておかないと手術にも臨めないので、10月24日から食道にカテーテルをいれて胃に栄養剤やa/dを流し込む栄養補給を始める。
食道の広がったところにはミルクや唾液がたまっていて、それをまずカテーテルで吸入排出。
日を追うごとにa/d(他サプリメント類と水)の量を増やし、手術前日までには午前と午後2回でa/d缶1缶近く注入。
カテーテル給餌は24日から30日まで一日2回行い、今までの立ち飲みミルクはやめてもらいました。家では水をよく飲みある程度すると吐くのですが、それはよしとしました。次第に食道に唾液などの液体はたまることなく、胃には今まではいったことのない食べ物が入り満足したのではないでしょうか。
いつも飢餓の状態が離乳後しばらくしてはじまったわけですから。
カテーテル給餌を始めた24日の時点では手術するかどうかも決まっていませんでした。
手術の方向へ向かったのは25日か26日。
11月1日にCT画像を受け取り、その後関西動物ハートセンター受診ということでしたが、それでは遅いので28日当院に来られた時に関西動物ハートセンターへ電話で翌日29日に予約をいれてもらいました。
<29日の診断結果>
食道狭窄と診断。臨床的経緯から、血管輪(右大動脈弓遺残など)による狭窄が強く疑われます。現段階において、栄養状態は維持されており体格も適化していることから、試験的ではあるものの速やかに外科的治療を実施することが望ましいと思われます。
血管輪と聞くと血管が巻いているような印象ですが、血流のない筋か膜みたいなものと想像しています。
バリウム経口投与による造影で診断されました。CT画像は当日結局パソコンで開くことができなかったそうです。
こうした症状の子犬・子猫はできるだけ早く外科的治療をする必要があるので、開胸手術のできる同じような症例を扱った病院を捜すことが大事です。CT画像は参考にはなりますが、状態の悪い子犬・子猫に麻酔の負担を負わせるので必要不可欠ではありません。
31日に手術。29日の診療で2カ所が細くなっているということで、その2カ所目(胃のすぐ近く)がなんなのか不安だったのですが、どちらも血管輪だったそうで解除できてよかったです。
ご支援よろしくお願いします。
ゆうちょ銀行 438 普通口座 9683177 マツイミエ
へお願いします。
10月31日に開胸手術した今年3月生まれの白黒猫のたろう君の手術費用です。
当院も1週間ばかり関わったのでその内容を記しておきます。
A.
2ヶ月前くらいにはある病院のX線撮影とエコーによりおそらくの病名が発覚。
「血管輪」が食道を邪魔しているのではないかという診断
B.
その後別病院が心臓専門の病院も交えて手術をするという前提でCT検査を受けるがこの症例は初めてで原因がわからないので手術はしないことになる
これが9月末
Aのことは譲渡会のちらしを持ってこられた時に聞いていたのですが、Bの手術しないことになったことは聞いておらずどうなったのかなと思っていました。
その後10月20日前後に来院され状況を聞き、須磨区のわたなべ動物病院に問い合わせると関西動物ハートセンターの名前があがる。関西動物ハートセンターは以前うちの顧客が一度受診したことがある病院でした。
飼い主(保護主)に関西動物ハートセンターに問い合わせるよう指示。
そこでは10例手術の経験ありとのこと。
たろう君の状態は当然よくない感じでした。9月末のCT検査時で肺炎とのこと。
本猫の状態をよくしておかないと手術にも臨めないので、10月24日から食道にカテーテルをいれて胃に栄養剤やa/dを流し込む栄養補給を始める。
食道の広がったところにはミルクや唾液がたまっていて、それをまずカテーテルで吸入排出。
日を追うごとにa/d(他サプリメント類と水)の量を増やし、手術前日までには午前と午後2回でa/d缶1缶近く注入。
カテーテル給餌は24日から30日まで一日2回行い、今までの立ち飲みミルクはやめてもらいました。家では水をよく飲みある程度すると吐くのですが、それはよしとしました。次第に食道に唾液などの液体はたまることなく、胃には今まではいったことのない食べ物が入り満足したのではないでしょうか。
いつも飢餓の状態が離乳後しばらくしてはじまったわけですから。
カテーテル給餌を始めた24日の時点では手術するかどうかも決まっていませんでした。
手術の方向へ向かったのは25日か26日。
11月1日にCT画像を受け取り、その後関西動物ハートセンター受診ということでしたが、それでは遅いので28日当院に来られた時に関西動物ハートセンターへ電話で翌日29日に予約をいれてもらいました。
<29日の診断結果>
食道狭窄と診断。臨床的経緯から、血管輪(右大動脈弓遺残など)による狭窄が強く疑われます。現段階において、栄養状態は維持されており体格も適化していることから、試験的ではあるものの速やかに外科的治療を実施することが望ましいと思われます。
血管輪と聞くと血管が巻いているような印象ですが、血流のない筋か膜みたいなものと想像しています。
バリウム経口投与による造影で診断されました。CT画像は当日結局パソコンで開くことができなかったそうです。
こうした症状の子犬・子猫はできるだけ早く外科的治療をする必要があるので、開胸手術のできる同じような症例を扱った病院を捜すことが大事です。CT画像は参考にはなりますが、状態の悪い子犬・子猫に麻酔の負担を負わせるので必要不可欠ではありません。
31日に手術。29日の診療で2カ所が細くなっているということで、その2カ所目(胃のすぐ近く)がなんなのか不安だったのですが、どちらも血管輪だったそうで解除できてよかったです。
ご支援よろしくお願いします。
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