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昨日から平常診療

最近はインターネットによっていろいろな病院の治療を一般飼い主が知るようになり、遠くの病院へいって施術してもらっているケースがあります。

年齢がいくと体にイボがたくさんできてきます。体にたくさんイボができているトイプードルやシーズーは多いです。

昨年そうしたイボを大阪まで行って液体窒素で凍結処置をしてもらい、その後当院にCO₂レーザーがあるのをネットで知り今後どうするか相談に来られたことがありました。

当院では、糸でしばって血流を遮断しイボをとることがあります。
1週間もたてばイボはなくなっています。一応部分麻酔をして処置をしますが、一番簡単なイボをとる方法です。
またできてくるかもしれませんが。
CO₂レーザーを使わなくてもいいわけです。

凍結処置した病院もなぜわざわざ遠くまでくるのかと思ったかもしれません。飼い主が凍結を希望してきてくれたのなら施術しないわけにもいかなかったでしょうが。
年齢いくとイボはたくさんできてきて一個一個取っていたらきりがありません。
犬が舐めたり、掻いたりできるところにあるイボはだんだん大きくなってくるので、飼い主も不安になるのでしょう。

CO₂レーザーは高価な機器で使わないと意味がないのですが、安価な他の方法があるならその方法でいいのではないでしょうか。

動物病院はたくさんあるのですぐ診てもらうという社会になっていますが、病院がない離島に住んでいたらどうするか、ということも一度考えてみてもいいかもしれません。


2019-01-05 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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