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そこそこ病院へ

前々記事とは正反対のケース。昨年の出来事。

もっと、最低でも年一回(フィラリア検査や予防)くらいは病院へ行っていた方がよかった14歳ミックス犬。
かれこれ10年、病院へは行っておらず、フィラリア症でした。
血液を顕微鏡で見ると子虫(ミクロフィラリア)がうじゃうじゃいました。いつからの感染だったのか。
それと前肢にソフトボールより大きい腫瘍。出血していました。2年前くらいからだんだん大きくなってきたらしい。
食欲もなく、歩けなくなっていました。

フィラリア症の犬は当院開院当時は割といて、往診でいくと血を吐いてすでに息絶えてるなんてこともありました。
手術でそうめんのような成虫をとりだしたこともありました。

結局この犬は2週間後亡くなりました。

前肢の腫瘍ができ始めたまだ元気な2年前に病院に行っておけば、腫瘍とフィラリア感染の両方にできたことがあったはず。
このブログの2014年11月25日タイトル「血管周皮腫」のシーズーは同じように前肢に腫瘍ができましたがベンフォチアミン(当時ビオトーワ)を飲まし続けて腫瘍は消えました。同じようにうまくいったかどうかわかりませんが、試していたらよかったのにと思います。

この犬がフィラリア症にかかっていたということは、近所に感染源となった犬がいたはずです。
今回亡くなった犬がいつ感染して、他の犬にどれくらい感染させたか。

犬を外で、特につないて飼っているというのがフィラリア感染を広める原因です。

狂犬病予防注射と同時期にフィラリア検査を含む血液検査をしに年一くらいは病院に行くようにした方がいいと思います。
2019-01-07 : 医療 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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