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里親募集した16年後の問題は人による

(以下は保護主から相談されこちらが理解している内容です)

ある人が2003年秋に保護しミルクで育てたオスの子猫。
50代の夫婦と娘さんがいる家が里親宅になりました。
現在15歳と10ヶ月。

最近保護主に連絡があり

「誰か飼える人がないか」とのこと。

娘さんは途中家をでていたのだろうと思うのですが、このたび出産でしばらく実家にいることになりました。
よく世話をしていたご主人はいつかは知りませんが亡くなられていて、現在女性と猫のふたり暮らし。

問題は娘さんの猫アレルギー。
いつ発覚したのかはわかりませんが、今回は長く実家にとどまるためと、今後も何度も実家に帰る機会が増えることになるため
猫が問題ということらしい。いっしょにずっと住むわけでもないが。

これ、飼い主が病気や亡くなったので飼えなくなった以上にふ~とため息がでます。
16年いっしょだった猫の立ち位置がこんなものなのか。
今年16歳の猫を飼う人がいるのかどうか。
仮にいたとしても住む場所をかわるというのは猫にとって一大事で命にかかわるかもしれません。
保護活動をしている人が有料で飼育者として名乗りをあげることがありますが、多数猫のいるところへ一匹で静かに暮らしていた猫が行っても安らげるはずはありません。

里親募集の成功は最後までわかりません。
猫一番で考えれば自ずと問題は解決すると思うのですが。



2019-08-27 : 里親募集 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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