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乳のみ子猫を致命的な状態にしないために

春に育てた子猫がぼちぼち不妊手術をする頃になりました。

兄弟のペニスを噛みちぎった

記事のタイトルとは違うのですが、

第二項目「生後数か月の子が、兄弟のペニスを噛みちぎった」は
殺処分0活動の一環でおこなわれている「ミルクボランティア」活動でも起こりうることです。
噛みちぎらないまでも舐めて腫れてしまい尿がでなくなって致命的な状態になることもあります。

生後数ヶ月でなくても授乳期の2匹以上の子猫をいっしょにしているとおこります。

・一日の授乳回数が極端に少ない←回数が少ないということは観察できてないことになります。回数が少ないとがっつきます。
(一日5~6回の授乳でいいと思います。それ以上でもいいですが)
・たくさんの子猫をかかえすぎる→観察できてない→常に舐められている子猫を発見できず隔離できない

尿の出口がなくなって、膀胱に尿がたまりパンパンに膨張すると排尿に問題をかかえることになり幼少で亡くなることもあります。

一時期に多くの子猫をかかえこまないようにすることと、もし多くの子猫をかかえたら常にこの事を頭において世話をして下さい。

授乳回数が少なく空腹であまりにもがっつき、哺乳器から出るミルクの量が少ないといらいらして乳首を放して飲まなくなってしまうこともあります。
乳首の穴も成長とともに広げていく必要があります。




2019-11-13 : 乳のみ子猫 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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