FIPの初期治療薬・予防的治療薬-イトラコナゾール
猫伝染性腹膜炎 FIP(feline infectious peritonitis)の治療に朗報です。
FIPV(FIPウイルス)は猫コロナウイルス(FCoV)の強毒変異株と考えられています。
FCoVは猫の体内において遺伝子が変異してFIPVに変化。
FIPVは2つの血清型に分類され、野外に多いのが血清型 I型FIPV。
抗真菌薬であるイトラコナゾールがこの血清型 I型FIPVの増殖を強力に抑制することが北里大学獣医学部獣医学科獣医伝染病学教室で発見されました。
FIPの確定診断は困難で診断に時間がかかり、その間にも猫は衰弱し亡くなってしまうため、予防的に投与して経過を見るというのがいいのではないかということです。
イトラコナゾール(商品名イトラベット錠25mg)
イトラコナゾールはアゾール系抗真菌剤で、クリプトコッカス症などに使用します。
砕いても苦くないので直接投薬が苦手な猫にはウエットフードにひそませて与えても悟られ度は比較的低いと思います。
FIPV(FIPウイルス)は猫コロナウイルス(FCoV)の強毒変異株と考えられています。
FCoVは猫の体内において遺伝子が変異してFIPVに変化。
FIPVは2つの血清型に分類され、野外に多いのが血清型 I型FIPV。
抗真菌薬であるイトラコナゾールがこの血清型 I型FIPVの増殖を強力に抑制することが北里大学獣医学部獣医学科獣医伝染病学教室で発見されました。
FIPの確定診断は困難で診断に時間がかかり、その間にも猫は衰弱し亡くなってしまうため、予防的に投与して経過を見るというのがいいのではないかということです。
イトラコナゾール(商品名イトラベット錠25mg)
イトラコナゾールはアゾール系抗真菌剤で、クリプトコッカス症などに使用します。
砕いても苦くないので直接投薬が苦手な猫にはウエットフードにひそませて与えても悟られ度は比較的低いと思います。
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