猫伝染性腹膜炎-FIP(Feline Infectious Peritonitis)
猫伝染性腹膜炎は英語名の略でエフアイピーと病院では呼ぶことが多いです。
ウエットタイプとドライタイプに分かれ、前記事の猫は腹水がたまっていることからウエットタイプであろうと思われます。
今までうちの病院でFIPが疑われた猫はすべて「若い猫(3歳くらいまで特に1歳未満)」で、ほとんどが亡くなりました。
ウエットタイプには胸水がたまるタイプと腹水がたまるタイプとにわかれ、いずれも食欲不振、元気消失、発熱、脱水症状があり、後者は黄疸や下痢がみられました。
「ほとんど亡くなりました」と書きましたが、胸水タイプの1例は今も健在です。呼吸困難であったため水を抜き、ステロイドの投与で何とか乗り切ったようです。FIPであったかどうかは断言できかねますが。
発病させないためにどうすればいいかというと、ストレスをかけないことでしょうか。
どの猫でもそうですが、転居(場所をかわること)は猫にとって最大の敵で、大きくいうと環境を変えないことが大事ではないでしょうか。新しい猫を加えるということも賭けであるといえます。
別に転居もしてないし、新猫も加わってないのに、発症するというケースもあります。
若いということで、体の中の変化が何か関係しているのかもしれません。
ウエットタイプとドライタイプに分かれ、前記事の猫は腹水がたまっていることからウエットタイプであろうと思われます。
今までうちの病院でFIPが疑われた猫はすべて「若い猫(3歳くらいまで特に1歳未満)」で、ほとんどが亡くなりました。
ウエットタイプには胸水がたまるタイプと腹水がたまるタイプとにわかれ、いずれも食欲不振、元気消失、発熱、脱水症状があり、後者は黄疸や下痢がみられました。
「ほとんど亡くなりました」と書きましたが、胸水タイプの1例は今も健在です。呼吸困難であったため水を抜き、ステロイドの投与で何とか乗り切ったようです。FIPであったかどうかは断言できかねますが。
発病させないためにどうすればいいかというと、ストレスをかけないことでしょうか。
どの猫でもそうですが、転居(場所をかわること)は猫にとって最大の敵で、大きくいうと環境を変えないことが大事ではないでしょうか。新しい猫を加えるということも賭けであるといえます。
別に転居もしてないし、新猫も加わってないのに、発症するというケースもあります。
若いということで、体の中の変化が何か関係しているのかもしれません。
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