のら猫の骨盤・大腿骨骨折整復

昨日は午後、推定生後半年ののら猫の骨盤と大腿骨骨折の手術をしました。
10月11日くらいに事故にあったもよう。車の下で寝ころんでいて車が発車したためか。
12日午前に何とか捕獲して連れてこられました。
左手先がつぶれ、左後肢が骨折と皮膚に1箇所出血。つぶれた左手先の出血はおさまっていました。
逃げるので捕獲に時間がかかったらしい。
13時以降から、X腺撮影、血液検査、静脈点滴をして入院。
数時間後体温が低下していて気になったのですが、夜には平熱になっていました。
左手からの出血のせいかPCV18%で貧血です。
パッドの色も白っぽい。
骨折手術はできるだけ早くしたいのですが、貧血もありで、強制給餌で多少補強して、結局保護後6日目でおこないました。
どの手術も出血はするのですが、骨折の手術は比較的出血は少ないと踏んで貧血でもおこないました。
輸血はできるだけ避けたい。
手術スタートして、直接脚の骨の状態を確認。
骨盤の左側が三つにわれていました。
大腿骨近位骨折と。
どの固定材料で整復するか試しているうちに、
「いつ終わるのか」「終わることができるのか」「いや、なんとしてでも固定して歩けるようにしなければならない」と頭の中。
その後「ゾーンに入り込んで」
うまい具合に固定でき手術が終わっていました。
出血も多くなく終わりました。
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